企業情報

三実精工株式会社は、1972年の設立以来、粉末冶金製素材を主体として技術と信頼を積み上げてきた、金属系素材の精密切削加工メーカーです。
株式会社レゾナック殿が製造した粉末冶金素形材にミクロン単位の精密機械加工を施し、部品としての命を吹き込む、大切な役割を担ってまいりました。

当社の強みは、人の手から手へ培ってきた匠の技術と、マシニングセンターやNC旋盤といった加工設備を融合した、柔軟な生産体制にあります。
粉末冶金素形材加工のエキスパートとして培ってきた工程設計のノウハウを駆使して、試作から量産、複雑形状の製品など、あらゆる粉末冶金製品を高精度に、かつ短納期・低コストで実現する仕組みを確立。現在では、表面処理や仕上げ加工、デリバリーまで対応する一貫体制を整え、四輪・二輪や各種産業用機器の国内主要メーカーで当社の製品が使われています。
また、直近では異形材や難削素材に対応してきたノウハウと設備を鉄鋼部品の加工技術に応用する取り組みを始めており、既に試作から量産に向けた生産体制が整いつつあります。

EVへの急速な転換が進む自動車業界をはじめ、持続可能な社会の実現に向けて世界中のものづくりが大きな変換点を迎える中、粉末冶金製部品をはじめとする高機能部品に求められる役割はますます拡大していくものと考えられます。

三実精工は「いつまでもお客様に喜ばれる製品を造り出そう」のポリシーのもと、専業メーカーでしかなし得ない技術革新と柔軟な発想力で、新たな時代のものづくりを拓いてまいります。